RAG MusicHoiku
素敵な保育
search

【2月】4歳児にオススメの絵本。保育園で冬を感じられる作品

保育園の室内で開催されるおはなし会など、子供たちに本を読み聞かせする場面はたくさんありますよね。

2月に読む絵本を何にしようかとお悩みの方もおられるかと思います。

この記事では、4歳児にオススメしたい2月にぴったりな絵本をまとめました。

冬の寒さを感じられるような作品から節分やバレンタインデーなどのイベントをテーマにした作品まで紹介していきます。

寒い冬を温めてくれるようなストーリーが展開する絵本を子供たちに向けて読んでみてはいかがでしょうか。

【2月】4歳児にオススメの絵本。保育園で冬を感じられる作品(1〜10)

ぞうくんのおおゆきさんぽ

鼻の長いぞう、首の長いキリンはその部位の長さもあって子供たちが最初に興味を示す動物なのかもしれませんね。

そんなぞうを主人公にした絵本『ぞうくんのさんぽ』は50年以上も愛され続けているシリーズ。

その5作目がコチラなのです。

『ぞうくんのさんぽ』を読んで育ったお母さんが、今度はこの本をお子さんに読み聞かせる、夢のある話ですね。

いつものようにご機嫌に散歩を始めたぞうさん、背中に積もった大量の雪を仲間に見せたくて……。

シンプルな繰り返しが楽しくなる、まさに何度でも読みたくなる1冊です。

とうみんホテル グッスリドーゾ

寒さの厳しさを増す冬になると、冬眠をする動物もいますよね。

3羽のうさぎが、森の奥にあるホテルグッスリドーゾで冬眠する動物たちを迎え入れてくれるお話です。

暖房器具がないと過ごすのが難しいところもあるほど、冬の寒さを感じることもあります。

自然の中で過ごす動物たちも、ホテル グッスリドーゾでは安心して寝て春を迎えられそうですよ。

冬のお話ですが、温かさも感じられるようなホテルの様子が描かれています。

人間にはない冬眠にスポットをあてた、ユニークな作品です。

子どもたちも、絵本から冬眠を知るきっかけになりそうですね。

ねこのオーランドー 毛糸のズボン

とあるハプニングから、家族の絆を感じられる作品です。

灯油をかぶってしまい、腰から下の毛が抜けてしまったお父さんねこ。

奥さんねこが、お父さんねこと同じ柄の毛糸のパンツを編んだり、子どもたちが落ち込んでしまったお父さんを励ましますよ。

ねこのお話ですが「どうにかしよう」と、家族が一丸となって奮闘する姿に、家族の愛に触れられそうですね。

現代は、共働きなどで家族の時間をとることも難しい社会でもあります。

家族で絵本を読む時間も限られているかもしれませんが、絵本を通して家族について考える時間もとれるといいですね。

【2月】4歳児にオススメの絵本。保育園で冬を感じられる作品(11〜20)

はりねずみくんの ゆきだるま

雪が降ったその日にもってこいの本がコチラ。

物語は次のよう。

雪が降った日、おばあさんは頼んでおいた小包が無事に届くかどうか心配でならない。

そこではりねずみくんは郵便屋さんが迷わないように目印となる大きな雪だるまを作るのですが……。

続きが読みたくなるお話ですよね。

淡い色を中心に描かれた絵もどこか温かみを感じるもので、ポンポンと綿を押したような雪の描写もすてきです。

プレゼントにも喜ばれる1冊だと思います。

ゆきのげきじょう

雪が降り積もる生活を描いた作品からは、どこか温かさも感じます。

お父さんの大切にしていたチョウの図鑑を、友達と取り合いになって破いてしまった男の子。

スキーをはいて雪山に飛び出し、落ちたくぼみの先には、雪の劇場が。

雪の女王や、雪だるまや白馬たちが、華やかに演じます。

いつの間にか、男の子も一緒に舞台に立って歌います。

図鑑が破れたことも忘れてしまうような、すてきな空間だったのでしょう。

幻想的な雪の世界も、子どもたちと堪能できそうな作品です。

お父さんが迎えにくるシーンは、心温まりますよ。

ゆきのこえ

雪には音を吸い込む性質があるようで、雪国の夜の静寂は雪国に住む人にしか分からない感覚もあるといいます。

全ての音が吸い込まれた世界、あなとは想像できますか?

雪の世界だけを、雪が出す音だけを描いた本、雪の少ない地方に住む人にはぜひ手に取ってもらいたい1冊です。

雪を踏みしめる音を「くすすすす!」と表現しているページは最高です。

「ゆきのこえって何だろうね?」と本のタイトルをお子さんと話し合ってみるのも楽しそうですね。

ゆきのもりのおくりもの

オランダ出身のリンデ・ファースさんが描く北欧の雪の世界は、あのディズニーの大人気映画『アナと雪の女王』を思い出させるこの上なく美しい1冊です。

お父さんは仕事で忙しくクリスマスも独りぼっちな主人公のソフィー。

雪の世界に迷い込んだソフィーは優しいヘラジカと出会い、そして不思議な世界に踏み込んでゆく……。

壮大な雪の異世界は不思議でもありどこか懐かしくもあります。

お子様だけでなく大人が読んでも楽しめるオススメの作品です。