転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(11〜20)
青いベンチサスケ

サスケの1作目のシングルで2004年4月リリース。
この曲が転調するのは3分25秒あたりからで、いわゆるラストのサビでキーが半音上がるパターンのものですね。
最後のサビを盛り上げるには有効な手法です。
突然に転調するので場面チェンジの表現手法としても最適な手法の一つだと思います。
もしカラオケで歌われるときはご自身の音域などにもご注意くださいね。
サマータイムシンデレラ緑黄色社会

緑黄色社会の7作目のシングルで、2023年9月リリース。
フジテレビ系月9ドラマ『真夏のシンデレラ』の主題歌として書き下ろされました。
アップテンポとボーカルの長屋晴子さんのハイトーンボイスが爽快な楽曲ですね!
間奏〜Dメロ明けのサビから突然キーの上がるアレンジがされていて、ラストのサビに向けて、よりテンションの上がる演出がされていますね!
原キーでサビの最初のワンフレーズが歌われた後に突然転調するアレンジセンスがまたステキだと感じました。
キーが上がってからも、とても伸びやかなハイトーンボイスで見事に歌われている長屋さんボーカルも素晴らしいです!
サウダージポルノグラフィティ

ポルトガル語で「郷愁」という意味を持つ『サウダージ』。
ポルノグラフィティが2000年にリリースした楽曲です。
ラテン調で情熱的な楽曲でおなじみのポルノグラフィティですが、『サウダージ』はその中でも第一弾だそうですよ。
この曲の店長ポイントは2カ所あります。
わかりやすい1カ所目は、ラストの大サビですね。
半音高くなるので、クライマックス感が強いですね。
2カ所目は、サビ直前のBメロです。
ここの数フレーズだけ、半音下げて転調しているため、楽曲にクールな雰囲気を作り出しています。
愛は勝つKAN

ピアノと音楽を愛したシンガーソングライターのKANさんが、1991年にリリースした平成のポップ史に刻まれる代表曲。
ドラマティックなイントロとその後に始まるサビが気持ちよく響きますよね。
敬愛するビリー・ジョエルさんの『Uptown Girl』をオマージュされていますが、何より奇をてらわないシンプルなメロディの素晴らしさを引き立てる仕掛けがステキです。
Bメロで下がる転調を自然に感じさせたり、ラスサビの自然な上がり方もふわりと高揚感に包まれます。
晴ればれとしたKANさんの優しいメッセージに感動です。
StoryAI

AIの12作目のシングルで2005年5月リリース。
転調ポイントは3分56秒あたりで、全音上げの転調して、キーがCメジャーからDメジャーに移行しています。
ラストサビ前のサビの最後をロングトーンで伸ばすことで、転調の唐突感を抑えつつも最後の盛り上げに貢献したアレンジになっていますね。
転調を効果的に使うにはシンガーの歌唱力の高さも必要ということがご理解いただける好例かもしれません。
First Love宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの3rdシングルで1999年4月リリース。
TBS系テレビドラマ『魔女の条件』主題歌ほか、いくつかのタイアップを獲得し、累計96万枚の売り上げを記録しました。
この楽曲が収録されていた同名のアルバムは売り上げ800万枚を記録しています。
この楽曲の転調は、曲の3分を過ぎたあたり、ラストのサビでキーが半音上がるアレンジがなされています。
こういう店長は、曲のインパクトを強くすることにとても効果的ですね!
転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(21〜30)
サウダージNEW!ポルノグラフィティ

ラテンの要素を取り入れた情熱的なロックサウンドで、日本の音楽シーンに鮮烈な印象を残したポルノグラフィティ。
その中でも外せないのが、2000年9月に発売された4枚目のシングルである本作です。
ラテンのリズムに乗せて、過ぎ去った恋への断ち切れない思いを女性言葉でつづった歌詞は、聴く人の心に深く突き刺さります。
Bメロからサビにかけての劇的な展開や、楽曲全体を彩る転調は、切なさと情熱をより一層際立たせる見事なアレンジですね。
大塚製薬「ポカリスエット」のCMソングやTBS系「ワンダフル」のドラマ主題歌としても起用され、アルバム『foo?』にも収録されました。
失恋の痛みを乗り越えたい夜や、心の奥底にある感情を解放したい時に聴けば、きっと本作が寄り添ってくれるはずですよ。





