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桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ

桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ
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桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ

春になると美しい花を咲かせる桜は、日本人にとって親しみのある植物ですよね。

お花見はもちろん、春をテーマにした作品の中で見かける機会も多いかと思います。

この記事では、昔から日本人に愛され続けている桜にまつわる知識や雑学を集めました。

ピンクや白の花を咲かせる桜にまつわるエピソードや歴史など、桜について詳しくなれる豆知識を紹介していきますね。

春の風物詩ともいえる桜の知識を深めることで、桜が咲く春の季節をより楽しめるはず!

ぜひ、チェックしてみてくださいね。

桜に関する豆知識。春のお花見が楽しくなる雑学まとめ(1〜10)

奈良時代は桜ではなく梅の花でお花見をしていた

奈良時代は桜ではなく梅の花でお花見をしていた

お花見と言えば、桜という方がほとんどかと思いますが、奈良時代は桜ではなく梅の花でお花見をしていたそうです。

当時、中国から梅がやってきたことで梅に人気が集まり、お花見と言えば梅の花となっていました。

また、桜の花は神聖なものとしてとらえられていたことも理由だそうです。

当時作られた万葉集では、桜よりも梅のことを詠んだ句の方が多かったそう。

その後、遣唐使が廃止されて日本の文化に注目が集まったことで、平安時代頃からは花見=桜となりました。

桜の花粉に興奮物質が含まれているというウワサはデマ

桜の花粉に興奮物質が含まれているというウワサはデマ

桜を見ていると、気分が高ぶってくるという方もいるのではないでしょうか。

桜の花粉に気分を興奮させる「エフェドリン」という物質が含まれているからだと思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。

ある作品の中でこのような話がされたことなどから、このようなウワサが流れたようなのですが、そもそも桜の花粉にエフェドリンは含まれていません。

桜を見て気分が高まるのは、桜の美しさに魅了されていたり、お花見の席で食事などを楽しんでいたりするからなのです。

桜餅に使われる葉っぱは「オオシマザクラ」という桜の葉っぱ

桜餅に使われる葉っぱは「オオシマザクラ」という桜の葉っぱ

関西風、関東風を問わず、桜餅には葉っぱが巻かれていますよね。

あの葉っぱは、よく見られる桜「ソメイヨシノ」の葉っぱではなく、「オオシマザクラ」という品種の桜の葉っぱなのです。

このオオシマザクラは、伊豆諸島や房総半島に多く分布しています。

他の桜に比べて、「クマリン」と呼ばれる香りの成分が多く含まれており、塩漬けにするとよりその香りが引き立ちます。

このことから桜餅の香りづけとして使用されるようになりました。

桜の種類は600種以上ある

桜の種類は600種以上ある

桜と言えばソメイヨシノが有名で、日本にある桜の80パーセントを占めるそうです。

ですが、日本には桜が600種類以上ありますよ。

古くから自生している野生の桜はヤマザクラなど11種類あり、数種類の種が交配してできた変種や、観賞用として品種改良された桜を合わせると200種類以上になるそうです。

さらに、分類の仕方によっては600種類以上になるそうですよ。

ちなみに自然に交配したものだけで、100種類以上あります。

街中でも見つけやすい、ソメイヨシノ以外のカワズザクラやヤエザクラなど探してみてはいかがでしょうか?

アメリカには「全米桜まつり」というイベントがある

アメリカには「全米桜まつり」というイベントがある

日本では、桜が咲く時期にさまざまなイベントが開催されますよね。

実は、アメリカでも桜に関するイベントがおこなわれているんです!

それが、ワシントンでおこなわれる「全米桜祭り」。

1912年に日本からアメリカに桜が贈られたことをきっかけに始まったイベントで、太平洋戦争中を除いて、毎年開催されています。

1912年以降も、日本は幾度となく桜を寄贈しています。

イベントでは、日本の文化も感じられる公演や催しものなどがおこなわれ、多くの人がお花見にこられるそうです。

沖縄県は温暖なためソメイヨシノが咲かない

沖縄県は温暖なためソメイヨシノが咲かない

日本であれば全国どこでもソメイヨシノが花を咲かせていると思いがちですが、実は沖縄ではソメイヨシノがあまり育ちません。

それは、沖縄の気候が関係しています。

ソメイヨシノが成長するには冬の寒さも必要なため、温暖で真冬でもなかなか気温が下がりきらない沖縄での生育は難しいそう。

そのため、桜の開花宣言をおこなうさいは、温暖な気候でも育ちやすい「カンヒザクラ」という品種の桜で観測しています。

カンヒザクラは、ソメイヨシノよりも濃いピンク色の花を咲かせます。

桜が河川敷に多い理由は、地盤を固めるため

桜が河川敷に多い理由は、地盤を固めるため

春は満開の桜を楽しむ季節ですよね。

桜が咲くと、河川敷に植えてある多くの桜の木に気づく方もいるのではないでしょうか?

川に沿って植えてある桜の木は、災害対策だったそうですよ。

大雨が降り、川の水があふれ土手が決壊することもあった江戸時代。

土手が決壊する度に、修復していては時間も費用もかかることが役人の悩みの種でした。

そこで、桜の花を川の近くに植えて、たくさんの人に花見の客として来てもらい土手を踏み固めてもらう策を考えたそうです。

さらに、桜の木が根を張ることで、川沿いの湿った弱い地盤を固める効果も狙ったそうですよ。

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