春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー
春の優しい陽射しとともに、心に染み入るジャズの調べが聴こえてきませんか?
ニーナ・シモンの力強い歌声から、ビル・エヴァンスの繊細なピアノタッチまで、春の訪れを感じさせる珠玉のジャズナンバーをご紹介します。
桜の季節に寄り添う矢野沙織の温かな音色や、ジャンゴ・ラインハルトの陽気なメロディなど、新しい季節の始まりにぴったりな名曲の数々。
心温まるストーリーとともに、あなたの春を彩る特別な一曲を見つけてみませんか?
春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(21〜30)
My One And Only LoveJohn Coltrane & Johnny Hartman

もとは1947年にガイ・ウッドが作曲した「Music from Beyond the Moon」という曲で、1952年にロバート・メリンが歌詞を書き換え、翌年フランク・シナトラがレコード化したところヒットした曲となりました。
1960年代に入り、ジョニー・ハートマンがジョン・コルトレーンとの共演盤で取り上げ、さらに有名になりました。
I’ll Remember AprilBill Evans

モダンジャズの代表的ピアニストとして知られている、ビル・エヴァンスさん。
ドビュッシーやラベルといった印象主義のクラシックから強く影響を受けています。
確かにビル・エヴァンスさんのサウンドとラベルのサウンドは、どこか通じるものがありますよね。
そんな彼の春をテーマにした曲が、こちらの『I’ll Remember April』。
ビル・エヴァンスさん、ならではのスタイリッシュなサウンドと春のおとずれを感じさせる明るい雰囲気が特徴的な作品です。
春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(31〜40)
Younger Than SpringtimeFrank Sinatra

世界的なジャズボーカリストとして知られているフランク・シナトラさん。
伝説的な名声を得る一方で、イタリア系マフィアとの非常に深い交流が連邦捜査局によって公になったりと、なにかと黒いウワサもたえませんでした。
良くも悪くも常に注目を集めていたアーティストと言えるでしょう。
そんな彼の春をテーマにした曲である、こちらの『Younger Than Springtime』はスタンダードジャズの代表的アーティストである、アート・ファーマーさんの作品で、世界的な人気を集めました。
Ev’ry Time We Say GoodbyeNatalie Cole

1944年のレビュー「Seven Lively Arts」の挿入歌として作られた、邦題「いつもさよならを」で知られる楽曲です。
この曲の歌詞に合わせ、実際にメジャーからマイナーに変化するコード進行が使われています。
My Blue HeavenDjango Reinhardt

作曲:ウォルター・ドナルドソン、作詞:ジョージ・ホワイティングによる、1928年に発表されたポップスのスタンダードナンバーです。
邦題を「私の青空」という、家族のささやかな幸せをテーマとした楽曲となっています。
Violets for Your FursMatt Dennis

作曲:マット・デニス、作詞」トム・アデールによる、トミー・ドーシー楽団のために書かれた楽曲です。
邦題を「コートにすみれを」といいます。
この曲が生まれたきっかけは、作詞家のトムがビリーホリデイのライブを見に行った際に見かけた彼女が毛皮をまとった姿だったといわれています。
The Shadow of Your SmileTony Bennett

1965年に公開された、エリザベス・テイラー&リチャード・バートン主演の映画「いそしぎ」の主題歌として作られた楽曲です。
映画はいまひとつパッとしなかったものの、曲は好評を得て、同年のアカデミー主題歌賞を受賞しています。
歌ったトニー・ベネットもグラミー賞を受賞しました。






