【2025】邦楽の悲恋歌。悲しき恋愛ソングの名曲
報われない恋、届かない想い、すれ違う気持ち……悲恋歌には、切なくて苦しいはずなのに、なぜか何度も聴きたくなる不思議な魅力がありますよね。
この記事では、そんな悲しい恋の物語を描いた邦楽の名曲を幅広く紹介します。
昔から愛され続ける定番の切ないラブソングはもちろん、最新の人気曲や注目の中から悲しい恋の終わりを歌った名曲をピックアップ、失恋の痛みや叶わぬ恋の苦しさに寄り添ってくれる楽曲が多く集まりました。
今まさに失恋中の方も、切ない気分に浸りたい人も、ぜひあなたの心に響く一曲を見つけてみてください。
【2025】邦楽の悲恋歌。悲しき恋愛ソングの名曲(1〜10)
フリージアNEW!マルシィ

共感を呼ぶ等身大の言葉とメロディで、心を揺さぶり続けるロックバンドのマルシィ。
終わりが見えている関係なのに離れられない、そんな女性のもどかしい恋心を繊細に描いた本作は、切実なロックバラードです。
吉田右京さんの感情豊かなボーカルと美しいストリングスの旋律が重なり、サビに向けて高まる熱量が聴く人の胸を締め付けるのではないでしょうか。
2025年4月に公開されたシングルで、ショートフィルムチャンネル「瞬間seju」のテーマソングとしても起用されています。
また、同年11月に発売されたアルバム『Flavors』にも収録されており、バンドの新たな代表曲として支持を広げています。
叶わぬ恋に苦しんでいるときや、思いきり涙を流したい夜に聴いてみてはいかがでしょうか。
恋人失格NEW!もさを。

今の恋人は優しくて理想的なのに、ふとした瞬間に前の彼を思い出してしまう……そんな自分を責めずにはいられない切ないナンバーです。
女性目線の歌詞が共感を呼ぶシンガーソングライター、もさをさんの楽曲で、活動再開後の2025年7月にリリースされたミニアルバム『Re-union』に収録されました。
R&Bやポップスの要素が溶け合う穏やかなバラードですが、歌われているのは現在のパートナーへの申し訳なさと、断ち切れない過去への未練です。
大切にされているからこそ感じる後ろめたさ、痛いほどわかりますよね。
前に進もうとしているのに心が追いつかない時、本作がそっと寄り添ってくれるはずです。
失恋ソング沢山聴いて 泣いてばかりの私はもう。NEW!りりあ。

「終わった恋だとわかっているのに、思い出を消せずに涙があふれてしまう」そんなリアルな失恋の情景を描き、共感を集めているのがりりあさんの本作です。
悲しみに浸る自分を変えたいと願いつつ、うそでもいいからそばにいてほしいと思ってしまう心のゆらぎが、繊細なピアノの音色とともにつづられています。
TVアニメ『サマータイムレンダ』のエンディングテーマとして2022年07月に配信された楽曲で、2025年1月に発売されたアルバム『軌跡』にも別バージョンが収録されています。
作品のヒロインの心情とも重なる切ない歌詞は、戻れない日々を悔やむ人の心に静かに寄り添ってくれるはず。
涙を流しきって前を向きたい夜に、ぜひ聴いてみてください。
さよなら天使様NEW!MEGA SHINNOSUKE

ジャンルを横断する音楽性で支持を集めるアーティスト、Mega Shinnosukeさん。
彼が2025年11月にリリースした5枚目のアルバム『天使様†』に収録された本作は、もう会えない大切な人への思いを描いたラブソングです。
失恋の惨めさを否定せず、抱えたまま前へ進もうとする姿が印象的なんですよね。
アルバムにはTVアニメ『野原ひろし 昼メシの流儀』の主題歌なども収録されていますが、本作はノンタイアップながら作品の核を担う重要な1曲。
映画の冒頭で別れを告げられるような切ない物語は、失恋の痛みを癒やしたい人にそっと寄り添ってくれるはず。
4分41秒に凝縮された悲しみと微かな希望を、ぜひ感じてみてください。
一粒NEW!wacci

恋の終わりをテーマに、別れを選んだ側の揺れ動く心を描いた涙のバラードです。
ピアノとストリングスが優しく響く中、流れる涙のしずくそれぞれに複雑な想いを重ね合わせるように繊細につづっています。
失った日常の痛みだけでなく、守りたかった未来への意志も感じさせる歌詞が、聴く人の胸を強く打ちますよね。
2025年10月に公開された本作は、同年9月の『彼女じゃなくなるのに』と対をなす楽曲として制作されました。
作詞作曲を担当したボーカルの橋口洋平さんの紡ぐ言葉が印象的です。
MVでは雨の中でそれぞれの別れを迎える3組の姿が描かれました。
どうしても割り切れない感情を抱えている夜、ひとりで静かに聴き浸ってほしい名曲です。
優しくない女の子NEW!コレサワ

報われない恋心と自己嫌悪が入り混じる、そんな痛いほどリアルな感情を描いたバラードです。
メディアには素顔を明かさず活動するシンガーソングライター、コレサワさん。
2025年11月に発売されたEP『あたしの恋人 E.P』のラストに収録された本作は、ギター1本の弾き語りで歌われる切ない失恋ソング。
日常の風景を通じて、相手を思うがあまり優しくできない不器用な心境がつづられています。
CMソングなどのタイアップ曲も収録された作品の中で、あえて飾らない音で紡がれる孤独な響きが胸を打ちますよね。
まだ傷が癒えていない夜、1人で静かに涙を流したいときに寄り添ってくれるはず。
youNEW!林和希

DOBERMAN INFINITYのボーカルとしても活躍する林和希さんが、全曲セルフプロデュースを手がけたアルバム『to』に収録されているナンバーです。
2025年12月に発売された本作は、R&Bをルーツに持つ彼ならではのメロウなサウンドと、別れ際のリアルな心情を描いたリリックが印象的ですよね。
鍵を返した朝の空気感や、二人の痕跡が残る部屋の描写など、終わってしまった恋に対する未練と感謝が入り混じる様子は、聴く人の記憶を呼び覚ますのではないでしょうか。
「愛していなかった」という嘘に隠された本当の想いが痛いほど伝わってくる、涙なしでは聴けない一曲です。
彼の甘く切ない歌声が心に染み渡る、失恋の傷を癒やしたい夜にひとりで静かに浸ってみてほしい名バラードです。






