【放送禁止】歌詞がやばい洋楽
日本は海外ほど音楽が多様的ではありません。
そのため、メインストリームに並ぶ楽曲の多くは、多くの世代や立場を対象としたキャッチーなものが多い傾向にあります。
しかし、海外は違います。
現代でもヒップホップといったジャンルでは過激な内容の作品が多く、これまでに多くの楽曲が放送禁止に認定されてきました。
今回はそんな洋楽のなかでも、特に歌詞がやばい作品をピックアップしました。
セクシーなものであったり暴力的なものであったりと、とにかく過激な歌詞が登場するので、ぜひチェックしてみてください!
【放送禁止】歌詞がやばい洋楽(1〜10)
Pumped Up KicksFoster The People

アメリカのインディーポップバンド、フォスター・ザ・ピープルが2010年9月に公開した楽曲です。
彼らはキャッチーなサウンドに社会的なメッセージを込めるスタイルで知られています。
本作は、思わず踊りたくなるようなご機嫌なビートとは裏腹に、孤独な若者の暗い衝動と復讐心を歌った衝撃的な内容。
このサウンドと歌詞の残酷なまでのギャップに、現代社会が持つ病理をえぐり出すような皮肉を感じませんか?
Billboard Hot 100で8週連続3位を記録する大ヒットとなりましたが、そのテーマ性から放送が自粛される事態も起きました。
ポップソングの奥深さに触れたい人にこそ聴いてほしい一曲です。
God Save The QueenSEX PISTOLS

イギリスのパンクバンド、セックス・ピストルズ。
過激な内容の名曲を数々手掛けてきた彼らですが、中でもやばいとされているのが『God Save The Queen』です。
こちらは女王陛下への愛を歌う曲、と見せかけて痛烈に批判する歌詞に仕上がっています。
ストレートにではなく、少し遠回しに表現しているのですが、それでも放送禁止のようです。
ただし、社会問題に一石を投じる内容でもあるので、じっくり聴くと気づかされることもあるかもしれません。
Sex on the beachSpankers

イタリア出身のDJユニット、スパンカーズが世界を熱狂させたクラブアンセム。
2009年5月にリリースされたこの楽曲は、タイトルが示す通り、夏のビーチでの情事をテーマにしたパーティーチューンです。
カイピリーニャやモヒートなどカクテル名を連呼し、パーティーの熱狂と開放的な気分をストレートに表現しています。
難しい理屈は一切なく、聴く人を一瞬でダンスフロアの渦に巻き込む本作。
日本盤アルバム『365』にはラッパーのSKY-HIさんが参加していたのをご存じでしたか?
理屈抜きで盛り上がりたい時や、夏のドライブのお供にこれほど最適な曲はないかもしれませんね!
Role ModelEminem

これまで数々の音楽タイトルを受賞してきたエミネムさん。
ラップシーンを代表する一人といっても過言ではないでしょう。
そんな彼が痛烈なディスを込めて制作したのが『Role Model』です。
タイトルのロールモデルとは、世間で尊敬され手本とされている人物のことです。
歌詞の中では大統領や政治家などロールモデルとされている人を名指しし、彼らをどうしたいかを歌っています。
かなり細かな描写がされているので、ドラマを見ているような感覚にもなれます。
Bitch Better Have My MoneyRihanna

「金を返せ、さもなければ…」まるで映画のセリフのような、殺気立ったメッセージが突き刺さる一曲です。
歌っているのは、バルバドスが生んだ世界的歌姫、リアーナさん。
2015年3月に公開された本作は、これまでのポップなイメージとは一線を画す、重低音が響くトラップ調のサウンドが特徴です。
自身の会計士を訴えた実体験が元になっていると聞けば、その凄みにも納得ですよね。
裏切りへの容赦ない怒りと、自分の正当な権利は力ずくでも取り戻すという、主人公の執念にも似た強い意志が描かれています。
理不尽な出来事に遭遇して、どうしようもなく腹が立った時に聴けば、気分がスカッとするかもしれません。
Fuk Da PoliceN.W.A

ドクター・ドレーさんなど、伝説的なラッパーたちが所属していたヒップホップグループ、N.W.A。
彼らが1988年にリリースし反響を呼んだのが『Fuck tha Police』です。
こちらは、当時の警察による人種差別に抗議する内容の歌詞に仕上がっています。
ただし、その言葉選びがあまりに過激だったため、大きなな波紋を呼びました。
当時の社会情勢やストリートの文化を知るうえでも貴重な1曲です。
ぜひ聴きながら、曲の製作背景も調べてみてください。
You’re Makin’ Me HighToni Braxton

リラックスして聴ける曲として『You’re Makin’ Me High』もオススメです。
こちらはトニー・ブラクストンさんが手掛けた1曲。
その歌詞は男女の純愛について歌うもので、R&Bのゆったりとしたサウンドがロマンチックな雰囲気を演出してくれています。
ただし、歌詞は少し過激な表現に仕上がっています。
とはいえ攻撃的なフレーズなどは登場しないので、夜にまったり聴くのにも最適でしょう。
それから、ラップパートにフォーカスしたバージョンもリリースされていて、そちらも必聴です。







